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伝わってくること

随分前の日記に、パンは作り手に似るのかな、ということを書いたのですが、(とてもかわいらしい方が作られるパン、ほんわかとやさしいパンだったな)パンに限らず、ケーキにしても料理にしても、やはりそれはあるのだろうと思う。
作り手さんの思い入れのこもったものは、作られたものを通してそれをいただく側にも伝わるんだろうなって。
日曜の会でいただいたフール・ドゥ・アッシュさんのパンもとても気持ちのこもったパンだったけど、少し前にいただいたこのパンも、大事に大事に作られたことが良く分かるパンたちでした。

先日初めて行ったお店で、こんなことがありました。オーナーシェフが客の私たちの前でスタッフにあびせる怒声、それで萎縮してしまったスタッフからは、すぐそこに立っているのに「いらっしゃいませ」の言葉もなくて、なんだかその場にいづらい雰囲気が漂ってた。パンは持って帰って食べるのだから、お店の雰囲気や接客なんて、と思うこともできるのかもしれないけど、そんなお店で焼かれるパンには、きっとそういう空気が一緒に焼かれてしまってるのだと思う。だからかどうか、そのお店のパンは、上に書いたことを別にしても、美味しいと感じることはできなかった。ひょっとしたら、たまたまその日はシェフの機嫌が悪かっただけのかもしれないけど、私とお店とパンだって、一期一会、なのだから・・・。

美味しいパンや料理を作ることは、技術や上質の材料さえ揃えばできるのかもしれない。でも、それにプラスアルファの何か、それはきっと作り手の方の気持ちというものかもしれないけれど、それを感じることができるから、たとえ遠くでも足を運びたくなるし、人気で注文を待たないといけなくても、また食べたいと思うんだろうな。
それは食べ物に限らず、人間だって同じこと。ふとわが身を振り返り、ちょっと反省したりして。

このパンも、これを我が子のように送り出してくれた職人さんのことを思いながら、ひと口ひと口味わって大事にいただきました。


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Comments

そういうお店には行きたくないですね。
私も、将来そんなことがないような、あたたかいお店を持てたらなぁ、
って思いますが、果たしてそこまで夢は叶うか???

ところで、トラックバックの下の緑枠の数字はカウンタですか?
だとしたら、どうやら50000を踏みました。

Posted by: てすこ | 24 June 2005 at 22:47

てすこさん
お店の雰囲気って、大事ですよねぇ。すごく欲しいものがあっても、雰囲気が・・だと、買いに行くの、足が止まりますもん。
てすこさんのお店、出来た暁には飛んでいきますから!楽しみに待ってますね。

ところで、そうです、あれカウンターなんです。50000踏んで下さったんですね!てすこさんに踏んでもらってなんだかうれしいです(^^)。
ここの所カウンターの回りがすごくて・・・多分↓のエントリで、パンクラブさんからリンクされてるからかなと思うんですが。メインは相変わらずのんびりです(笑)

Posted by: miya | 25 June 2005 at 01:01

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