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La baguette au pavot

pavot


けしの実のパンを初めて食べたのはいつだったんだろう?
それは卒業旅行の1ヶ月ヨーロッパ放浪の旅でウィーンに行った時だったかもしれない。
朝食に出されたカイザーゼンメルの上にはけしの実がたくさんひっついていて、食べるとこぼれそうになるけれど、あのプチプチとしてなんとも香ばしい味に感動したなぁ。
ウィーンを経つ日、イタリア行きの早朝電車に乗るという私たちのために、宿のマダムがわざわざあたたかいコーヒーとカイザーゼンメルを特別に用意してくれていて、その心遣いに感動したのを思い出す。

この ameen's oven の青いけしの実のバゲットも、まわりにたくさんのけしの実がついていて、カットする度にどうしてもお皿にたくさんこぼれてしまうので、それをパンでぬぐいながらきれいに食べてみる。中はコンプレでざくざくした食感、外はかりっと、けしの実が香ばしい!派手さは決してないけれど、いつまでも食べ続けていたい、かみ締めていたい、そんな飽きの来ない美味しさのあるパン。

今は色んなパンであふれている世の中だけれど、こんな、本当にシンプルだけど、とびきり美味しくて、味わい深くて、飽きの来ないパンに戻ってしまうのかもしれない。

pavot

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Comments

派手さはなくても、毎日食べたいパンとか、いつも近くにあったらうれしいパンって、
実はこういうシンプルなパンなんですよね。
けしの実のパンは、必死でしがみついているようないじらしさが好きです(笑)
ところで、某パン好きさんとコウバでお会いしたのは、miyaさんだったんですね!

Posted by: hiro | 20 December 2005 at 12:24

hiroさん
うんうん、そうなんですよね。色んなバラエティに富んだパンも大好きだけど、こんなシンプルで味わいのあるパンがあってこそ、という気がしますよね。
それにしてもこのけしの実のバゲット、背中がすごい(笑)思わず笑ってしまいました。

ところで、わわ~、あの時お会いした方、hiroさんのお知りあいだったのですね!!ちょうど慌しい時間帯であまりお話できなかったのが残念です。。

Posted by: miya | 20 December 2005 at 23:54

いつもながら。
シンプルなパン程、長く印象に残るのは何故だろう…と思います。
”いつまでも食べ続けていたい、かみ締めていたい”
が答えなんでしょうね~
miyaさんは旅の思い出と一緒に出来るパンの思い出があっていいなぁ。
私もそんな記憶を作っていきたいです。

Posted by: きゅーぴー | 22 December 2005 at 10:42

きゅーぴーさん
シンプルなパンは、ごまかしがきかないだけに、秋の来ない美味しいものに出会うと本当にうれしいですよね。
旅の思い出とパンの思い出かぁ。
そういえばこのあと行ったイタリアでは、安宿だったのでスカスカのパンの印象しかなく、おまけに最後の日はお金がなくて、焼き戻し必須の安いパンを買ってしのぎました(苦笑)
きゅーぴーさんも素敵な旅(近くても遠くてもね)とパンの記憶、作っていってくださいね♪

Posted by: miya | 23 December 2005 at 00:51

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